ビックリしたよ
セローのパンクですが、親父に修理を依頼して仕事に行った。
そして、帰宅すると、修理してくれた形跡なし。
「あれ?どうした?今日も忙しかったのかな?」
と思い、部屋に入る。
すると、親父が縁側で腕にタオルを巻いて横になっている。
「どうしたの?」
と聞くと、
「今日、セルシオを修理していたら、突然、サスのエアが抜けて、右腕が車とタイヤの間に入って抜けなくなった」
「完全に挟まってしまって、手は完全に感覚がなくなって、意識が薄れてきた」
「大きい声を出しても、誰も来てくれないから、ジャッキを上げる事もできず、死ぬかと思った」
と言い出した。
マジでっ!
で、どうやって助かったの?
と聞くと、
「大声を出したら、婆ちゃんが来てくれて、オレの指示でジャッキを上げてくれ、やっと手が抜けた」
らしい。
まともに歩けない婆ちゃんが、親父の声を聞いて、家の裏まで走っていったらしい。
腕、取れなくて良かったねぇ~。
婆ちゃんに
「よく裏まで走っていけたねぇ~」
って言ったら、
「他に誰もいないから、ワシが行くしかないじゃん」
だって!
そして、さらに、
「よくジャッキの使い方がわかったねぇ~」
って言ったら、
「レバーを押して、車が上に上がった時は、涙が出てきたよ」
と言っていた。
人間の力って、すごいっ!
と思う出来事でした。
ホントに、腕が取れなくてよかったねぇ~
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