1年のスタート

GodGate

2025年01月15日 08:49

明けましておめでとうございます。





今年もボチボチ始めていきたいと思います。

さて、去年は親父が他界し、我が家にも相続問題というのがやってきました。
我が家の場合は、私と外国に住んでいる妹が一人で、合計2名での相続となります。

妹は、17歳で外国に留学に行き、そのまま外国に永住してしまい、今、49歳
人生のほとんどを外国で過ごしています。
もちろん、結婚もしていて、旦那は外国人。
子供もいるので、永住権のビザも取得済みなので帰国する必要もなし。
といった生活をしていました。

日本に来たのは、母親と祖母がが亡くなった7年前と親父が亡くなった時
その前に1回~2回程度。

まぁ、外国なのでお金もかかるので、しょっちゅうは帰ってこれないですよね。

で、4月に親父が亡くなり、相続の話がスタートしたわけでございます。


「相続になると親族でも急にもめて大変なことになるケースがある!」と聞いていたのですが、
我が家にも、それがやってきました。

当初、妹は、「お金だけ分けてくれればよい」と言っていたので、こちらも安心して
私と妹、それに、ずっと親父の世話をしてくれていた私の奥さんにも渡す分と考えて3等分を提案。

しかし

…これがまずかった。


外国に住んでいる妹からすると

最後にシモの世話をしてくれたとか、親父のおむつを捨ててくれたとか、
親父のおねしょした布団を掃除してくれたとか、
そんなことは、長男の嫁なんだから、やって当たり前だと言われてしまい

そんなことをしただけで、遺産をもっていくのはおかしい!!!
と言い出してきた。

あれ?

日本人の「恩とか、義理とか、人情とか…」そういう話は、まったく無いみたい。

ましてや、奥さんは相続権がないのに、なんでアイツにあげないといけないの!
納得いかない!!と言い出した。


まぁ、法律的には、2人しか相続人がいなければ、半分づつって話なので、当然の主張をしてきたといえば、それまで!
でもねぇ~、32年間、な~んにもしないで、親からの仕送りで楽しく暮らしてきて、親が死んだら、世話した記憶は無いけれど
半分は私の権利だといってくる。

逆の立場だったら、「ありがとう」って思うけどなぁ~と思いながらも
…やっぱり、外国で育ってしまったから、そういうことわからないのかな
とあきらめ

「じゃぁ、お金は半分にして、親父が残していった土地とか、田んぼとか、アパートかと、駐車場とかは、僕が相続するよ。」
という話で常識的な話に切り替えた。

…つもりだった。


すると!

「土地を持っていくなら、金は全部よこせ!」
と言ってきた。


「いやいや、土地や建物は、評価した後の税金はお金で納めるから、お金が無くなったら、そもそもの相続税が払えないから困る!」
と説明すると

「じゃぁ、土地と建物をよこせ!」
と言ってきた。


「いやいや、アメリカにいる妹がどうやって日本で田んぼ作るのか?」
「誰かに作ってもらうにしても、どうやって頼むの?」
「それに、田んぼの地主なら、草刈り等のイベントには出席しないといけないけどどうするの?」

さらに、
「アパートをもらったら、不動産会社の管理用の契約とか、何か壊れた時の修繕対応とか
外国からどうやってやるの?」


と、日本人なら、普通に思いつく質問したら、


日本の常識がわからない妹は、
頭の中がパンクしたようで。。。



本日、


弁護士から、訴訟の手紙が届きました。


「家族の縁は切りますので、あとは弁護士を通して話をします。
 今後は、一切、私に連絡しないでください。」
ということでした。



毎日、こんな景色を見ていると、



価値観とか、人生観とか、変わってきちゃうのかなぁ~


毎日、この景色しか見てない私には、妹の感覚がわからず



困惑しています。


まぁ、これも、神様が私に何かの試練として与えたイベントなのかなぁ~
なんて、思いつつ、バイクに乗る気力もわかず、車庫でバッテリーあがりと戦っています。

…最悪な1年のスタートになってしまいました。





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