先日、中学に通う長女が、学校からこんなチラシを持ってきた。
そうですね。
こういう啓蒙活動は大事です。
ただね...
間違ってほしくないのは、「暴走族 = バイク」 っていう感覚で扱ってほしくないんですよね。
(あっ!誤解されるといけないので、説明しておきますが、このチラシがそういう事が書いてあった
というワケではありません。)
で、本題に戻ると
浜松は、「バイクのふるさと」とか言いながら、高校生は免許を取得してはいけないというルールがあります。
多分、他県でも昔はそういうルールがあったのではないでしょうか?
残念な事に、浜松の教育現場では、今もバイクに乗る事で、その行為が暴走族と結びつく
と考えられているんですね。
これは、私が学生だった30年以上も前から続いています。
おかげで、浜松に限らず日本のバイク産業は衰退し、国内のバイク産業を支えているのは
リターンライダーのオッサンが中心っ!
そりゃぁ~ね、免許を取得しなければ、バイクには乗れないでしょう。
でも、「バイクのふるさと」がバイクを除外するのはどうなのかなぁ~
って思うんですよ。
バイクを拒否するんじゃなくて、バイクに正しく乗る事を教えるべきだと思うんですよ。
で、その上で、バイクの本当の楽しみ方を知ってもらい、暴走族は、バイク乗りから見て
格好悪いという事をしっかりと教えてあげるべきだと思うんです。
何も知らない若者が初めて出会うバイクが暴走族仕様だったら
バイクって、こういうモノだと思っちゃいますよね。
更に、憧れの先輩が股を開いて、空ぶかしして、蛇行運転していたら、
そうやって乗るものだと勘違いしちゃいますよね。
だから、本当は、免許を取得しても良い年齢になった段階で、正しく整備したバイクに、
正しい技術で乗る事が一番バイクを楽しめるって事を教えてあげれば良いと思うんですよ。
セローで丸太を超えた時の喜びを体験してもらうべきだと思うんですよね。
(これまた、偏った意見ですいません)
僕は、単なるバイク好きなオッサンなんで、何も出来ませんが
浜松のバイク産業を支えている多くの方々が協力すれば、
若い世代に正しいバイクの魅力を教えてあげられると思うんですけどねぇ~
そうなれば、今の衰退したバイク業界が復活し、日本にもバイクブームが
戻ってくると思うんですよ。
バイクブーム復活を、「バイクのふるさと」浜松からっ!
...なんか、素敵じゃないですか?
まぁ~、メーカーからしたら、少子化の日本なんて...って感じかもしれませんが、
これからの世界に誇れる日本の二輪産業を支えていく子供達にバイクを好きになってもらう
という事は本当に大事な事かなぁ~なんて思いました。
...と、そんな事を考えたチラシでした。